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ごあいさつ

私たちのアトリエは、前身の「建築都市設計工房岩村アトリエ」を1980年に設立して以来、一貫して「環境」と「人」の視点を軸にして「建築」「都市」「社会」をとらえ、その持続可能なあるべき姿を求めてきました。

法人化した1990年以降は、「環境共生住宅」や「サステイナブル建築」、そして近年の「SDGs(持続可能な開発目標)」の研究・開発等に主体的に関わりながら、次代の持続可能な社会の構築に資する建築・都市のありかたの発見に注力してきました。その結果、アトリエは理論と実践の両面から考え、計画し、実施・検証する場に発展しました。

その間、幸いにも多方面から多彩な仕事の機会をいただき、産官学の領域を超えた様々なエキスパートの方々や、大学、組織、そして利用者や地域住民の方々と共同することができました。その貴重な経験や交流を通して学んで得た多くの知見は、私たち全員にとって大きな財産です。

こうして、広く国の内外を問わず、仕事の内容や性格に応じて臨機応変にそうしたネットワークを組みながら、持続可能で美しい最良の答えを見出す。これをアトリエの基本姿勢に据え、今後も皆様や社会のお役に立ちたいと考えています。